(2004/05)
[ あー疲れた ]
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という事で先ほどまで http://www.tagroup-web.com/memo/の記事を書いてたら、疲れました。
でこちらではあそこでは書けない話でも…。 まずテレビ東京さんはもう限界のようです。 昨年、映画部からアニメ制作セクションを分割独立して、アニメ制作部を立ち上げたようですが、 その後の怒涛の本数増加を皆さんもご存知の通りかと。しかし、まさかテレビ東京さんの番組の半分がアニメになってるとは。 総合編成局としては凄すぎます。最早、アニメ・経済専門チャンネルと呼んでもおかしくないような状況になってるようです。
次によみうりテレビ(日テレ)さん。今回はよみうりサイドからのコメントなので、 日テレ深夜枠については言及がなかったですが、少なくとも月曜19時枠は視聴率が最優先である事がわかりました。 このあたり、犬夜叉終了の噂を裏付ける要素の一つとして考えることもできそうな気もします。 電通さんもコメントされてましたが、視聴率としては15%以上じゃないと厳しい模様です。20%以上ならスポンサーも食いつくけど、 13〜15%では他のバラエティ・ドラマに比べて、スポンサーの評価が著しく落ちるからだとか。
そしてNHKは先日新聞報道もありましたが、アニメ制作部を新設し、今後大掛かりな巨大企画をどんどんぶち上げていく方針のようです。 これは今後民放各局の放送戦略に大きな影響を与える事は必至でしょうね。 正直なところ、NHKさんにはNHKBS2の衛星アニメ劇場(勿論18時台の頃)がバランスとして一番良かった気がします。 現在のNHKさんのアニメ制作スタンスは個人的にはちょっと頂けない部分があります。 もう少しコア向けの作品にも目を向けて欲しいなとは思いますね。 (最近ではプラネテス辺りは非常に良かったです。やはりBSの方が全体としては地上波よりいい気がします。)
そしてスカパー。近年急激にその存在感が増してきました。特にPPVというスタイルで放送する作品が増えてます。 価格の面やマクロビジョンコピーガードなどちょっとアレな部分がありますが、新しいメディアとして期待できます。 あとはキッズステーション、アニマックス、AT-Xといったアニメ専門局の台頭も重要です。 キツズステーションが「リアルバウトハイスクール」で口火を切ったアニメ製作事業ですが(最初期はディレクTVの「バーンナップ エクサス」ですけど)、 今では各局ともその本数は増加の一途を辿っており、特にアニマックスの製作協力(実質的には出資してると思われる)の本数は 近年かなりの本数に上っています。
そして没落が気になるのがWOWOW。 スカパーや地上波深夜枠(特にU局)におされて、存在感が急速に薄れている印象があります。 せっかくのBS放送局、しかもBSデジタルではハイビジョン&5.1ch放送ができる上に BSアナログでも波を持っていて、全国放送可能という事からも潜在的視聴可能者数はスカパーの比では無いという 強みを生かした「何か」が欲しいところです。 特に有料放送では「視聴者が望んでいる作品」を流して欲しいですし、無料放送では視聴者を引き付ける作品を流す。 そういった旧来からのアニメ戦略に立ち返って欲しいというのが私の意見です。 記事中にDVDの売り上げ云々がありましたが、あれは「キングゲイナー」の売り上げ不振があるのでしょう。 アレに関しては私は宣伝不足が原因と考えています。 宣伝費がいかほどあったかは知りませんが、もう少し効果的な宣伝ができていれば、もっと売れたような気がします。 たとえば放送回数や放送枠についても一定でなかったのが痛かったり。 この辺りをもっと固定できていれば、そして再放送をCS並に繰り返し行えば更に状況は変わったと思います。 (再放送の3回目以降はWOWOW2,WOWOW3などデジタル放送オンリーchでかつSD放送で行うとか。 当時プラワンにあったWOWOW PPVでSDによる契約者以外を対象とした後追い放送(DVD発売直前放送)を行うとか。 視聴者獲得&DVD販促という意味ではHD以外のフォーマットでの放送も視野に入れて、 もっと自社の放送設備や放送サービスをフル活用すべきだったと思います)
そしてゴールデンで手痛い失敗をしたTBS。 こちらは「探偵学園Q」の不振の代償が余りにも大きすぎたようです。 おそらくTBSでは向こう10年はゴールデン枠でアニメは無いと思います。 その失敗要因は「旬の過ぎた推理もの原作」「金田一と同じ原作者でネタ的にカブる」「放送枠の悪さ」辺りでしょうか。 特に原作の選定ミスと枠の悪さは致命的でした。 原作についてはもう少し慎重に吟味すべきだったと思います。 すでに旬の過ぎた「推理もの」ではなく、「少年もので女性を含めてヒット要因の強い作品」(ex:スクエニ系、ジャンプ系) 若しくは「徹底的に子供向けに徹したマーチャンダイジング可能な原作」 に訴求すべきだったと思います。そして更に致命的なのが放送枠。 火曜日の19時台で後半30分がバラエティ、そして他局の裏番組が 人気アニメの関連番組、高視聴率情報番組など 敵対要素が大きすぎました。この状況での高視聴率は最早絶望です。 最低でもアニメ2本立てにして1時間枠で編成しないと、絶対にゴールデン枠では成功しないと思います。 (テレ朝、フジ等の例を見れば明らか。テレ東は18時台から連続して引っ張ってきてるので例外です) その辺り失敗の要因が重なりに重なって、このような事態を招いたと考えるのが妥当ではないでしょうか。 これらの失敗から、TBSは深夜枠のコアターゲットに完全に絞った編成を行う事にしたようです。 1年程前の源生Pの発言が、今では完全にその当時と逆の発言をされている事がその証拠です。 特にTBSは自社の直系系列局のBS-iに強い期待を示しているようです。 BS-iはBSデジタル放送局という事でTVメディアとしてはまだ未熟です。 そういった中では広告収入は期待できません。 そこで地方向けにBS-iを使うことでBSデジタルの普及の一助となり、枠が埋まり広告収入が入る。 更にBSでは映像表現について、地上波より緩い規制なので、通常では放送しづらい内容でも放送できる。 更に関東地上波で見逃した視聴者の再放送としての受け皿にもなり得る。 この一連の動き、流れがコア向けには十分通用すると判断されているのがTBSだといえます。
最近この流れに強く同調している局としてはフジテレビも挙げられると思います。 フジも今夏よりフジ深夜枠のアニメ番組を、自社系列のBSデジタル放送局のBSフジで同時期に流すようです。 従来までもスカパーPPVや自社CS局フジテレビ721等でDVD発売直前に全話一挙放送を行ってきましたが、 視聴者からは地上波同時期との放送を望む声は多かったと思います。 そこにイキナリ、BSで無料放送なBSフジに投入するというのは非常に画期的なことだと思われます。 今回のケースが今後も続くのであれば、フジは地上波深夜枠についてBSとの一括セールスを行っていく可能性も予想されます。 これはすでにテレビ東京がやっている事ですが、テレビ東京では18時台のアニメ番組について、 原則としてテレビ東京系列6局+BSジャパンの合計7局で放送するという一括セールスを行っています。 したがって自動的にBSジャパンで放送を行うことになります。 これはBS局にとってはきわめて安定的な広告収入が得られる上に、視聴者は全国放送なので、テレビ東京系列が入らない地域の人も楽しめるという利点があります。 勿論スポンサーは7局分払わないといけないのですけど…。
こういった地上波(関東や一部都市)+自社系列BS局という流れが定着する可能性も今後見えてくるのではないでしょうか。
今回はかなり踏み込んだ書き込みをしましたが、大体こんな感じではないかと思います。 今後の鍵はキー局、製作局がどこまで幅広い放送を行うかという辺りになりそうな気がします。
では、今日はこのへんで。
2004/05/30(Sun)
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[ 久々に… ]
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こちらでは本当にお久しぶりです。 ずっとWebnaster's MEMOばかり更新してましたからね…。 さて、相変わらずPCは修理から戻っておりません。(まぁ当然だと思いますがw) 「目の付け所が某社でしょ」な某社ですが(バレバレか)どう考えても設計不良ぽいんだよなぁ…特に排熱関係が。 異常高熱を発するし、CPU使用率100%の状態を10分続けると電源落ちるとか。 カカクコムを見ても同様の意見が発売直後から続いてた模様。 修理で一体どれだけ載せかえられて帰ってくるのやら…。とりあえず不満点は全て点検依頼しておきましたけど。 下手するとほぼオーバーホール状態になるかもしれないので、長期戦を覚悟しとかないとイカン訳ですけど。
とにかく早く帰ってきてもらわないと、サイト更新もままならないっス。 辛うじてWeb上で更新できるものしか実質弄れないし。
あと話は変わりますが、サーバー会社から鯖メンテの告知が。 多分数日後にtagroup-web.comドメインの鯖は数時間程度落ちると思います。ご了承くださいませ。
さて、今日はマリみて2期の情報などが飛び込んできました。 まさか本当に朝枠とは…製作サイド的に大丈夫なんでしょうか。しかも裏番組はデカレンだし。 うーむ。
そして大地監督の「イルカ!」もスカパーで放送です。というか6月10日発売なのに、6月25日放送とは…。 実質的には同時放送に近いようなもの…制作費回収を急いでいるんでしょうかね。 よりにもよって日本映画専門チャンネルってのが更にミソ。 アニメ専門局や中心に編成してる局だと目立ってしまうからなのか…。 とりあえずうちの家のスカパーはイエローパック契約なんで、映ります。とりあえず見て見たいと思います。
あとはガンダムSEED新シリーズが秋放映開始とか、ブラックジャック秋TVアニメ化決定とか。 デジモン新作劇場版2005年公開とか、気になる情報がここ数日でどどどっと出てきてます。 多分これから来月10日頃のアニメ誌発売に向けて加速度的に発表の連鎖があると思われます。 それにしても相変わらずアニメの本数多いっすね。 そろそろいいかげん減らして欲しいと思うこの頃。 せっかく見たいのがあっても無くなく切らざるを得ない状況は精神的によろしくありません。 現実問題としてテレビ東京系を抜いてもなおBS/CS/地上波があればウンザリする位の本数があるような…。
そろそろ放送本数に関しては再考して欲しいですね。最近は特に全話きちんとオンエアされない作品も増えてきてますし。 うーむ・・・。
それでは。
2004/05/23(Sun)
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[ 色々はじめました ]
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既にwww.tagroup-web.com鯖の方では公開中ですが、トップページ用サブコンテンツの「Webmaster's Memo」の公開を 一足早く単独で行いました。
こちらのコンテンツ準備自体は昨年10月に完了してたんだよなぁ(遠い目) 半年も放置するハメになるとは…自分でも情けない限りです。 とかいいつつサーバー&ドメイン契約更新も徐々に近づいてきてるしなぁ…。 準備に1年近くかかるとは、自分でも正直思ってなかったです。
さて、今後は新番組情報等はこのWebmaster's Memoで出していくので、よろしくです。
そして5/1の日記でも触れましたが、三重テレビの地上デジタル放送が正式発表されました。 2005年3月放送開始です。 先回触れた以外にはハイビジョンスタジオが今月完成だそうです。 あとは送出設備は今年度内完成とのことです。
更にNHK津のデジタル総合も2005年4月放送開始です。 これで三重県内の放送局は全て地上デジタル放送を開始する事になりました。
このサイトでもデジタル放送に関するページを今じっくりと構築中です。お楽しみに。
ではでは。
2004/05/15(Sat)
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[ 隠れて告知もアリ ]
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さて、久々にまた書いてみます。 今日はちょっと東海地区の地上デジタル放送についてです。 岐阜テレビと三重テレビの2局のデジタル化についての情報が本日付の朝日新聞に掲載されていました。 まず時期から挙げますと、岐阜テレビが2006年、三重テレビが2005年を予定しています。 両局とも大きな今後の予定として、岐阜テレビが社屋移転によるデジタル化。 三重テレビが今年7月に今までのアナログマスター(耐用年数を既に5年オーバー)を更新し、デジタルマスターになります。 これにより、三重テレビは今年夏にはほぼデジタル設備の対策が終わる事になると思われます。 (既に送信アンテナは2000年頃にデジタル放送対応済) という事は今年夏にはHD送出も可能な設備になるという事です…。 これは来年早期の放送開始に期待できそうです。 個人的な部分ではありますが、三重テレビのハイビジョン番組を見てみたいですねぇ。 あのなんともいえない空気の番組。楽しみです。
こんな情報もこの春からウチのサイトで取り上げていきたいと思っています。 まぁまったりとお楽しみください。
さて、隠れた告知とは… えー今この日記書いてるノートPCが激しく不調でして、一度メーカーに修理出す準備を進めてます。 で、修理対応に大抵半月はかかりますから…まぁそのなんですか、GW空けたら暫く更新不能というか、 ネット自体少し不自由になるカモしれません。 そのあたりあしからずご理解ください。一応新コンテンツをGW中に立ち上げて、外部から更新できるように努力をしてみますので。
それでは、皆様楽しいGW後半戦を楽しんでくださいね。
2004/05/01(Sat)
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